ざきこー

THE FIRST SLAM DUNKのざきこーのネタバレレビュー・内容・結末

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

【心臓バクバクでも精一杯平気なフリをする】

30年の時を経てついに...
このワクワク感は他の映画じゃ味わえないものでしたね。

いやぁ、すごかった。
ガッツリネタバレしながら感想書いていきます笑

僕も小学生の時にアニメから入り、当時の劇場版も見に行ってました。
ドラゴンボールとの同時上映だったのを今でも覚えてる笑

漫画も何回読んだかわかんないくらい読んだな、、、

山王戦は漫画の歴史に残る名勝負で、数々の名言が生まれた一戦。
本作が発表された時に、山王戦やるんだろうなと思った人も多かったでしょうね。


さて感想ですが、、、
まず、またスラムダンクをスクリーンで観れた喜びは計り知れない。

3Dという新たな表現も違和感なく、
むしろ昔以上にリアルで臨場感がよく伝わってきた。

ストーリーもリョーちんを軸に進められるのは予想外だったけど、それが個人的にはすごく良かった。

本編では多く語られなかったリョーちんの過去。
想像以上に過酷で辛い人生を歩んできて、赤黒のリストバンドの意味や山王戦にかける思いなど、
本編の違和感を損なわずに新たな一面を見せてくれた。

ところどころ名シーンがカットされていたけど、
1本の映画の枠でできる限界もあるからしょうがない。

その代わり、新しいスラムダンクの切り口を見せてくれたのがそれ以上に嬉しかった。


最後にリョーちんが渡米してたのは衝撃だった。
でもあのシーンに井上先生のメッセージが込められてるのかなって思いました。

原作では赤木が引退した後のキャプテンを引き継いだので、
そこから渡米に至るということは翌年のインターハイで...!?など想像しちゃいました。

そして、背が低いというハンデがあっても勝負できるんだと言ってるようにも感じました。

いやーー、リョーちん好きだわー笑
また漫画読み返したくなった!
本作を観たことでリョーちんのセリフの受け取り方がまた変わってきそう。


そしてやっぱり山王は良すぎるね。
見どころ多すぎる。
さっきも言った通り、1本の映画じゃ収まらない。

さらば美紀男、我慢の男一ノ倉、魚住のかつらむき、2年待たせやがって

カットされたシーンはあるけど、それ以上の見応えは十二分あったので大満足でした。

これは定期的に観たくなるやつだ。DVD買おう。


1個だけ、やっぱり気になったのは声...
概ね気にならないと思ったんだけど、
流川と安西先生が個人的に合わなかった。。

なんでだろう、、、口数が少ないから?笑
とにかくそこだけがちょーっとだけ気になった。

とはいえ、こんなに素晴らしい作品を送り出してくれて井上先生には感謝しかないな、、、



あとこれはスラムダンク自体とちょっとズレるけど、主題歌が10-FEETの第ゼロ感ってのが最高だった。
10-FEETの音楽を映画館で聴けたのも嬉しかったし、リョータのドライブに乗せて走るメロディーに痺れた。。
映画見終わった後ずっと第ゼロ感聴いてる笑
ざきこー

ざきこー