「サーガ完結だが・・・」
前作ではカイロ・レンが暗黒面から抜け出すのではと一瞬期待したものの、その期待は裏切られたまま終わってしまった。今作はサーガ最終章ということもあり、それも含むこれまでの伏線を(拾えるだけ！)拾って完結。職人JJそつなくこなしたな。しかし！42年分の集大成なので仕方ないとはいえ、かなり駆け足の感は否めない。もう少し丁寧にラストを描いて欲しかった。後半はかなり鳥肌ポイントもあったのだが、自分の中での1番の盛り上がりは海中からレッド5が出てきたシーンであった苦笑。
それでもエピソード4-6は自分が映画好きになったきっかけともいえる記念碑的作品。僅かばかりの小遣いで廉価版ビデオを買って擦り切れるくらい見返し、LDはバージョンが変わる毎に買い足したことを思い出した。そんな大河作品に感謝を捧げたい。
ジョン・ウィリアムズ御大の音楽も結局1作目を超えられないのかという不満はありつつも、それでも誰もが知っているファンファーレを世に送り出した功績にはやはり拍手と感謝を送りたい。
ありがとうSW！そしてキャリー・フィッシャーよ、安らかに。
