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ぼくとアールと彼女のさよならのplantseedsのレビュー・感想・評価

4.7
『自分が人に好かれないと思っていても、そんなこと絶対にありえない』
(劇中)

たまたま去年見た作品ですが、かなりの良作。
こういう出会いがあるのが、やっぱり楽しいし、映画はいいですね。

<ひょんなことから、病気を患った、仲が良かったわけでもないクラスメイト、レイチェルと過ごすことになった主人公グレッグ。
次第にお互い心を開きあい、心の内を明かすようになる。
レイチェルと過ごす間に、鬱屈していたグレッグの生活にも徐々に変化が訪れる…>

グレッグは典型的な、ネガティブな思い込み、セルフイメージに囚われている状態。
冒頭のセリフは、そんなひねくれ頑固者のグレッグにレイチェルが言った言葉。

自分が病気になって、ほとんどの時間をグレッグと共に過ごすうちに、グレッグの持つ優しさであったり、本質的なすばらしさを一番理解したのはレイチェルだった。

そんなレイチェルだからこそ、グレッグが思い込みにとらわれて、人生を粗末にするのが我慢ならなかったんでしょうね。
自分が病気だからなおさら、宝の持ち腐れに我慢ならなかったのでしょうね。

自分も本当に思いますが、ネガティブな思い込みに囚われて人生損していたこと数知れず。
なるべく行動して、思い込みを減らすことは大切ですね。
動いてみるとわかりますが、ただ思い込んでいただけで、世界は思っていたよりも優しいのだと。きっとそうおもいます。

思い込みで人生を粗末にしてはいけない!
そう強く思った次第でした。
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