りりー

美女と野獣のりりーのレビュー・感想・評価

美女と野獣(2017年製作の映画)
3.9
アニメ版に思い入れがないせいか、それほどはまれず。もちろん面白かったけれども。
エマ・ワトソンが演じたベルは素晴らしかった。ここではないどこかへ焦がれており、そのために行動する勇気も持ち合わせた女性(思えば『モアナと伝説の海』のモアナもそうなのだった)であるベルはとても魅力的だった。だからこそ、お城でダンスしてハッピーエンド、というのがなんだか物足りなく思えてしまった。とはいえ、改変のしようもないとは思うけれど…。

読書を通じてベルと野獣が心を通わせるのもロマンチックで良かった。あなたが隣にいるから風景が違って見える、なんてすきだと言っているようなものだよね。
りりー

りりー