前回、ジョシュア・マイケル・スターン監督版の「スティーブ・ジョブズ」を鑑賞して物足りないなと感じた部分が、こちらのダニー・ボイル監督版「スティーブ・ジョブズ」でまさにその部分に焦点を当てているのでビックリしました。
その物足りなかった部分とは「父と娘との関係」でした。
（映画の大半が口論でしたが笑）、リサやウォズ、ジョブズを解雇した男ジョン・スカリーとの関係など知りたかった部分が描かれていて満足でした。
改めてジョブズの偏屈な性格が垣間見えましたね。
ただ、この映画単体でのジョブズの半生の描き方は、今度はジョシュア・マイケル・スターン監督版の映画とは逆で前半生が描かれていないため、予備知識無しで観るには少しの予習がいるかもしれません。
2つの作品を通して観ると予備知識全く無しでも簡単に理解出来るので、最初にジョシュア・マイケル・スターン監督版、次にダニー・ボイル監督版と鑑賞するのがオススメです。
