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教授のおかしな妄想殺人の地球へのレビュー・感想・評価

教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)
3.8
大学で哲学を教える主人公(教授)は、生きる意味を見失い自身の存在意義を見失っていたが、ある事をキッカケに活力を取り戻すが・・・

教授は変人であり、独特の思想の持ち主であるが元気になったことで更に妙な魅力をまき散らし、教え子がその独特の雰囲気に酔ってか、この恋に燃え上がる。
教授のテンションが上がれば上がるほど、彼女の恋心も舞い上がる、お互いがフルスロットになる。
ある意味、どちらも異常かもしれない。
そしてこの奇妙なストーリーは。止まることもなくバッドエンド(?)へ猛進していく。

澱みから一転してハイテンションへ、そしてまたまた澱みへ。
片思いから相思相愛へ、そして別れへと・・・
この緩急取り混ぜた転換、コントラストが妙に楽しい。

映画は「生きる目的」、「生きる意義」を問いかけていると思うが、ブラックユーモアなのだろうか?
後味の苦い珈琲のような映画でした・・・

もう一度、観直したい映画です。
しかし、ヒロイン(スパイダーマンの恋人)はカワイイ ♪
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