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ヴィクトリアのAQUAのレビュー・感想・評価

ヴィクトリア(2015年製作の映画)
3.3
ワンカットでドイツでひとりの女性が巻き込まれた一晩の出来事を描いたクライムシチュエーションサスペンス、おおまかなあらすじはあるもののセリフは役者にお任せって感じなので会話で絶対これ無茶なアドリブだろってところはあるけれど逆に普段の生活っぽいというか普通っぽい雰囲気が醸し出されつつ、そんな悪ガキ達がどんどんエスカレートして大騒動に巻き込まれていく当事者の気持ちが体験できます。

屋上でだべってる時の仲間の雰囲気は自分の若い時にもあったあの時間を持て余してて力がありあまってる感じで好き

映画.com参照
ベルリンの街で出会ったスペイン人女性と4人の青年に降りかかる悪夢のような一夜を、全編140分ワンカットで描いた新感覚クライムサスペンス。わずか12ページの脚本をもとに俳優たちが即興でセリフを発し、撮影中に発生したハプニングもカメラに収めながら、ベルリンの街を疾走する登場人物たちの姿をリアルタイムで追う。3カ月前に母国スペインからドイツにやって来たビクトリアは、クラブで踊り疲れて帰宅する途中、地元の若者4人組に声をかけられる。まだドイツ語が喋れず寂しい思いをしていた彼女は4人と楽しい時間を過ごすが、実は彼らは裏社会の人物への借りを返すため、ある仕事を命じられていた。監督は「ギガンティック」のゼバスティアン・シッパー。2015年ベルリン国際映画祭で最優秀芸術貢献賞を受賞、ドイツ映画祭でも作品賞をはじめ6冠に輝いた。15年・第28回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門で上映。

2015年製作/140分/PG12/ドイツ
原題:Victoria
配給:ブロードメディア・スタジオ
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