MANA

インフェルノのMANAのレビュー・感想・評価

インフェルノ(2016年製作の映画)
1.5
人類は「増える」ことで滅ぶ。

記憶を失い、わけわからないまま脳内フル稼働で謎解きをする、シリーズ最も忙しいラングドン教授を見守る映画です。


まず……
今作の映画化はひどいです。
ひどすぎる。
原作未読の人は映画見ないでほしい………
それくらいひどい。


↓↓以下酷評(原作未読の方は読まない方がいいかと)↓↓

原作はかなり面白かった。さすがダンブラウン先生、以前の作品から変わらない、リアリティのある展開がすごくいい。
……なので映画もかなり期待していたが、180度違う展開(結果)だった。
非常に残念です。

……マジで誰が脚本書いた?
……ダンブラウン、許可したの?これ。

さすがに結果が原作と異なるのはなんかなぁ…
今作「インフェルノ」で最も問いたいであろうテーマ、そしてその問いを表す展開がすべて違う!!
根本的に違うものになってしまってるじゃないか。

原作は本当に面白い!!!
ダン・ブラウン作品で一番好き。
ラングドンが記憶を失ったところから始まり、なぜ記憶がないのか、追われているのか、そして身を投じて伝えたかった男の狂気的な信念と、それに陶酔した女。

ただの海外ミステリー小説ではない!!
人口増加が単なる社会問題で終わらないこと、あらゆる社会問題に通じることを、この作品を通して痛感する。
人口増加は、世界中が考えなければならない大問題であることを。

……あ〜〜〜なのになんで映画こうなった?!?!
1.5だ!ほんとは0にしたいところだけど!!これは本当にあかんぞ、許さない〜〜〜!
MANA

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