"最期"の選択
私自身、とにかく苦しんで死にたくないのと、せめて死に方くらいは選びたい気持ちが強い人間なもので、病死や事故死や災害死をするくらいなら70,80歳くらいで「もうそろそろ…」みたいな気持ちになった時に、家族や友人ももう星になっていよいよ生きる意味もないかなーなんて思った時に、そういう最後の選択があると安心するんだよなぁ。
でも倫理的にきっと日本がこの制度を取り入れる日は来ないんだろうな〜…
個人的には、これも立派な「選択」だと思うんだけど……
現在30歳。
20年前、自分が30歳になった時のことを想像できなかったように、今、75歳になったときの自分なんて想像できない。
自分が変わらなくても、世の中と肉体は変わる。精神的にはまだ若いけれど、肉体はやはり衰えている。
ここが痛いな、とか、なんかこの体の不具合は病気なんだろうか?とか。
ものすごく心配になる。なぜなら今までなかったから。それがきっともっと増える。
75歳になったときのことなんて考えたくないけど、考えざるを得ない。
怖いなぁ。とんでもない病気になってるのかなとか、もう親はいないのかなぁとか。
あとは死ぬだけ、お迎えを待つだけなんていやすぎる。ああ泣けてくる〜〜
死ぬ権利くらい欲しい…
たまにこういう映画見ると、眠れなくなってしまう。
前に読んだ「バビロン」(野崎まど作)でもおなじような法律を可決するしないの展開があったのを思い出した。
死ぬことを選ぶ権利は、あってはいけないものなのか。