MANA

エスター ファースト・キルのMANAのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

不気味な"少女"の始まり

療養所から脱出を図った"少女"リーナは、行方不明の少女エスターになりすまし、その少女の家に住む。エスターが戻ってきてから元気になる父、疑う母、興味のない兄。家族の秘密とエスターの秘密、少しずつ崩れ去る仮面親子。
見た目は子供、素顔は何とやらの映画、第二弾。


めっちゃ面白かった!!
イザベラファーマン、さすがに13年も経てば大人の顔w
思えば前作で12歳だったらしいけど元々老け顔なんだなと思った。
(それにしても12歳の子供にシリアルキラーの役をやらせるのって、子供の虐待扱いにはならないのかな…笑)

前作を見ているだけに、エスターの正体は知っていたし、本作では序盤でそのネタは明かされたので、どういう驚きがあるのかなと思ったら、トントンと進んでいく物語。
ふーん、なるほど、エスターよ、お前は前作のように子供を演じてシャバに出てから初めてのコロシをしたわけか…………

………と思ったら、ええええ?!
母親、ヤバァァァァァァァ

兄貴もヤバァァァァァァァ

父親は愚鈍すぎてもういうことがない。可哀想だけど気づくのがあまりに遅すぎた。そんなにわからないものなの?!鈍感すぎる。

エスターはこうして家族に寄生して取り行っては殺すを繰り返す化け物になっていくわけですね。


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個人的に好きなシーンは、飛行機の中でエスターが所作を反省してたところ。笑

殺人鬼もトライアンドエラー、PDCAのサイクルが大事なんですねー……
MANA

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