おい

ワンダーウーマンのおいのレビュー・感想・評価

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)
4.2
今年の本命作品の1つ!!海外での超高評価もあって、わくわくしながら公開初日に字幕版、昨日吹き替え版を鑑賞。

わかっちゃいたけれど、ガル・ガドット演じるダイアナの美貌に魅了されっぱなし!!彼女はあらゆる魅力を身にまとっていて、戦場を駆け抜ける姿には文字通り神々しささえ感じた。弱き者を守るために、無理だと言われたことをやってのける。そこにあるのは確かなヒーローの姿だった。

勇ましく戦う姿を見せたかと思えば、その直後に幼い子どものようなあどけない笑顔で、無垢な言葉を口にする。ときにかっこよく、ときに可愛く、でも彼女はいつだってまっすぐだ。美しいのは容姿だけじゃなく、その内面までもがこの上なく美しい。おかしいことをおかしいと言い切れることがどれだけ強いことか。

予告でもその姿を見せていたヴィランのルーデンドルフ将軍とドクター・ポイズンことマル博士は、存在感は薄かったかもしれないけれど好きなキャラクター。かなり残酷な場面でもあるけれど、彼らが一緒にはしゃぐシーンが好き。マル博士は予告で目にしたときからたぶん戦争の被害者なんだろうなぁと思っていて、気になるキャラクターだけにもっと掘り下げてほしかった。

そして何と言ってもクリス・パイン演じるスティーブ・トレバー!!クライマックスで彼がダイアナにかけるセリフは名言。その直前の展開で、困惑している彼女にあることについて本気で語るのもよかった。スティーブのダイアナに対する接し方が好きだし、自分に何ができるのかを考え体現し続ける最高のキャラクターだった。

いつもより長文になってしまったけれど、アクションのこととか狙撃手のこととか語りたいことがまだまだあって、もしネタバレありで書いていたらたぶん文章量がこの数倍になっていたからやめておいてよかった…。とにかくシリーズ最高作にして、この作品単体で十分に楽しみ切れる最高のヒーロー映画!!
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