人間ってめんどくさい!!主要登場人物がどいつもこいつもモヤっとしていてめんどくさかった!!と言いつつも振り返ってみると自分もめんどくさい人間だったりするし、やっぱり人間ってそういうものだよなぁ…めんどくさい生きものだよなぁ…というよくわからない思いにふける。
特に松潤演じる葉山先生がどうしようもない!!この人なんなんだ!!優しい人だってのは伝わってくるんだけれど、すごく曖昧な人間でうっすらと気味の悪さも感じられてもはや少し笑えた。社会科準備室のドアの開閉がエロい。
全体的に静かでゆったりとしていて、キラキラしている恋愛とはかけ離れた、主題歌まで含めてしっとりとした質感の作品。心の奥の方にそっとしまっておいてときどき思い出したくなる作品かもしれない。とにかく『ダンサー・イン・ザ・ダーク』はどんな作品なのか何となく知ってるけれど未見だから観てみたいなぁ。