息子のいちばんの理解者であった夫をなくした妻。息子とはまともなコミュニケーションがとれず、彼が唯一感情をあらわにするのは、彼のこだわりのルールを母が破ってしまった時だけ。
この母の孤独を、サリー・ホーキンスが見事に演じていた。
チャン・メイとの出会いが、父親への思いを呼び起こし、母への愛情の発露へと繋がっていくのだけれど、そんなに簡単に感情が開いちゃうの⁈と思わないでもない。
あと、メイちゃん、ちょっと積極的過ぎで、若干ひく。そこはもう少し甘酸っぱさが欲しかった。
タイトルは原題のx+y のままで良かったのに…