先日の井上尚弥🇯🇵VSノニト・ドネア🇵🇭のWBSS決勝戦は、(観た人によって感想は色々あるでしょうが、)少なくとも自分が今まで観てきたボクシングの試合の中でもトップクラスのハイレベルな名勝負でした。感動しました。😭
あと、地味に血を止めるカットマンの技術も凄いと思いました。あぁいう人たちがいなかったら、序盤で試合を止められていた可能性も多分にあるわけですから。👁
ボクシング映画で目が腫れる描写は大抵ありますね。
今作のジェイク・ギレンホールも例に漏れずボコボコにされてました。🤕
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【アントワン・フークア監督作品について】
『トレーニング・デイ』のレビューにも書きましたが、彼の監督作品はストーリーの太枠自体はよくある話が多い印象です。
『イコライザー』や『マグニフィセント・セブン』も好きですが、🔫
悪く言えばひねりがない。良く言えば正統派。
他の作品を調べてみると、基本的に他人の脚本で映画を撮る監督みたいですが、演出でちゃんと他の作品と違った面白い作品に仕上げているというイメージです。
観ていませんけど、最新作『エンド・オブ・ステイツ』が公開中のシリーズ一作目『エンド・オブ・ホワイトハウス』も彼の監督作品らしいですね。
これもいずれ観たいですが、とにかくシリーズ化がしやすいアクション作品のヒットメーカーなのは間違いないと思います。
そして今作も、正直、ストーリーは予想を裏切るような展開はありません。
それでも、ジェイク・ギレンホールの肉体美・演技力やフォレスト・ウィテカーの重厚な演技力だけでも、全然飽きずに観られました。
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【ジェイク・ギレンホールについて】
彼の出演作品のリストを見て気づいたんですけど、アメコミのヒーローを演じた俳優さんとの共演作がすごく多いですね。
彼自身が出演した最近の『スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム』も最高でした。🕸
自分は『ナイト・クローラー』を観てから注目し始めたんですが、あれの次にこんなボクサーを演じたってことが、すごいです。
(新旧ジョーカーと共演の)ヒース・レジャーと共演した『ブローク・バックマウンテン』やホアキン・フェニックスと共演した『ゴールデン・リバー』も気になりつつも観ていませんが…、これからも注目したい俳優さんの1人です。😅
あと、フォレスト・ウィテカーのトレーナーもハマり役だと思います。
彼も過去に金を遣って主人公に(セコンドを務めたボクサーが)負けたことを考えると、もっと腹を立てていいと思うんですけどね。💢
もちろんレイチェル・マクアダムスも美人ですけど、序盤でなくなっちゃうわけですからね。
もっと観たかったです。
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【欲張りすぎかもしれませんが…】
①ボクシングの描写に関しては
正直、『クリード チャンプを継ぐ男』や韓国映画『クライング・フィスト』ほど
「うわっ、すごいな‼️」
で感じる事はありませんでした。😓
②あと、タイトルが『サウスポー』なのは、試合の終盤に構えをオーソドックスからサウスポーにスイッチしてダウンを奪うからなんですが、実際にあぁいう技ってボクシングで実行するのはかなり難しいと思います。🥊
③何より、主人公が試合終盤で敵の挑発に乗って暴走しようとしたので、そこはグッと耐えて我慢して欲しかったです。
「精神的に成長してないじゃん」⤵️って、そこは観ていてテンション下がりました。
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【なんだかんだ言いましたが、観てよかったです】♨️
と、色々言いましたが、
①主人公と娘がそうそう簡単に復縁しない感じや、👨👧
②一度歯車が狂うとどんどん人生を棒にふる、王者が王者として強くあり続けなきゃいけない理由も伝わりました。⚙
『アリー/スター誕生』とかとも被る「山高ければ、谷深し」な人生劇場です。
トップを走り続けるのも大変ですね。
③激闘型のファイターがディフェンスの重要性を知る件は、個人的には好きな漫画『あしたのジョー』で主人公の特別少年院でのくだりを思い出しました。
あのくだりは好きですね。😄
そして、映画としてはクソつまんなかった実写版『あしたのジョー』でも伊勢谷友介さんは頑張ってるわけですから、肉体改造を含めた役作りを観るだけでボクシング映画としての格がグッと上がるように思います。💪
今作でも『ナイトクローラー』のパパラッチを演じてたような人があれだけの体に仕上げてくる時点で役者としてすごいです。📸→🥊