エレクトロニカ聴きはじめた頃にかなり夢中で聴いたアーティスト。
そんな半野喜弘さんの映画と聞いてひとまず鑑賞。
工場で働く、他人との関わり合いを嫌う男と、同僚のツテでそんな彼の家に転がり込んで来た少女のはなし。
空間的な音楽をつくれるアーティストさんの映像作品は環境音とシンクロしているような印象、タイトルどおり雨の音がとても印象的な映画だった。
悪く言えば抑揚のない映画だけど、雰囲気も物語も個人的には好き。
お互いの人生に大きく関わり合ってしまう因果、縁起の無限ループな感じと、諦めと共感で寄り添うように暮らす二人を見遣る時間帯は結構好きだった。
最後のシーンも好きなんだけど何回聴いても最後の理美のセリフが聞き取れない…。
聴き取れた親切なレビュアーさん、いらっしゃいましたらコメントで教えて下さい(笑)。
大野いとちゃんは若いのに色っぽくなってますますいい感じ。