ごてふ

バリー・シール/アメリカをはめた男のごてふのレビュー・感想・評価

3.6
TOHOシネマズ新宿にて。トム・クルーズの新作に場内若年層中心にほぼ満席の盛況。操縦技術に秀でたパイロット(非合法の運び屋)の栄枯盛衰記。副題に偽りあり。主人公は単に国や組織に良い様に利用された少しやんちゃな小市民。勤勉で愛妻家だし。モデルがおり実話が基になっているようだが、間歇的に挿入されるニュースフィルムなど確かに生々しい。大国(政策)の本音と建て前や欺瞞などが皮肉られているが、エンターテイメント性もあり。トム・クルーズの俺様感は相変わらずだが、前作の不調を挽回して普通に面白かった。
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