ごてふ

Redのごてふのレビュー・感想・評価

Red(2020年製作の映画)
3.6
T-ジョイSEIBU大泉にて。週末のスーパーレイトショウの観客は、吾の他に主演女優目当てらしき男性ふたりのみ。原作小説既読。よろめきモノはフレームや役回りが決まっているので、出来映えは演者と細部のリアリティで決まる。女流監督の丁寧な演出と役者の力量でともかく退屈せずに観終えた。夏帆ちゃんはブルーアワー~と本作で転機の1年だったと思われる。但し毎度思うのだが、女優たるもの乳首のひとつも出す覚悟がなければ愛欲のドラマなど辞退すべし。濡れ場のシーンが長い割にはアングルが単調になってしまう。閨事に溺れてこそ背徳感も高まる。小説と異なるラストは支持したい。世相を反映して妻(女)は強いことをアピールしたかったのだろう。まぁ元から判り切っていることではありますが。(笑)
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