精神的にしんどい……というときは、ドキュメンタリー映画を観るといい。とくにがんばっている人が出てくる映画。
映画ではないが、宮崎駿監督のドキュメンタリー番組は、仕事に疲れたとき、それでもやらないといけないときに拝見して、がんばらねばいかん！ という気持ちにさせてもらっている。ときどき、真っ当で真っ直ぐな人をみてチューニングしないと、弱い自分はすぐにブレる。
映画館で予告で観ていたときは、ドギツイおばはんやなぁ。。と思っていたけれど、ニューヨーカーには大人気のファッションリーダー。自分の好き！ をただただ追い求めていたら、いつのまにかみんなから褒められてるのよ〜てかんじの愛されキャラ。スタイリングはみんなベタ褒め。ネックレスやブレスレットを重ねまくる独特のスタイリングをファッション業界の重鎮が褒めまくるので「え……ほんまに？」と最初は思っていたけど、だんだんよく思えてくるから不思議……
自分の分をわきまえた上で、パーティやランウェイに出かけ、諦めるものは諦めて、終活をしながら生きている彼女にとても勇気付けられる。
「人は何も所有できない 全て店から借りているだけ」。このセリフにグッときた。「天」を「店」と誤変換してしまったら、えらいことになったけど面白いからそのままにしといた。でも本当は「人は何も所有できない 全て天から借りているだけ」。名言。
