PANDADA

ラ・ラ・ランドのPANDADAのレビュー・感想・評価

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
5.0
女優を夢見るミア。いつか自分のジャズのお店を持ちたいセブ。何度も偶然に出会う2人は恋に落ち、そして夢を追い、、、的なお話。

構成が完璧なんですよね。

オープニングからのミュージカル・パートは、「こういう作品なんだよー」という紹介をのっけからズバッと魅せてくれてます。
かつ、ミュージカル・パートは音楽もダンスも最高。

ストーリー自体は正直ありふれていると思います。出会った2人が恋に落ち、夢を追い、すれ違い、、、。
でも、そんなありがちなストーリーを素敵な音楽とキレの良いダンスで彩り、丁寧に練られたセリフで紡いでいくと無二の名作に仕上がるんだなぁと。

ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンを主演にキャスティングしたのも素晴らしい。2人の名演に加え、両人だからこその魅せられるダンス。
そして、ライアン・ゴズリングの完璧なジャズ・ピアノ。

雰囲気や観客に媚びることのないラストのほろ苦さもグッド。

映画だからこその巧みな演出と構成、完璧な演技とミュージカル・パート。
映画の素晴らしさを再認識させてくれる傑作。
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