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息ができないのTRBのレビュー・感想・評価

息ができない(2015年製作の映画)
3.7
友達を溺死させかけた事で、身の置き場所がなくなり、日常生活が息苦しくなっていく

そんな少年の心象風景を、サンドアニメーションで描いている

渇いていて鬱屈した想いが、砂で描かれたタッチに良くマッチしている

砂で描かれているのに、足を絡め取り、息苦しくなるほどにかさを増す水が対照的

学校という環境で、ちょっとした事で立ち位置が変化してしまう子供の残酷さと、それでも忘れたかのようにすぐ仲良くなる無邪気さが内包する作品。

表現って色んな方法があるだね〜

冷ややかな目が怖い
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