アズマロルヴァケル

シャドウ・スナイパーのアズマロルヴァケルのレビュー・感想・評価

シャドウ・スナイパー(2015年製作の映画)
2.9
普通に怖い作品。

無人のガソリンスタンドに入ったら正体不明のスナイパーに狙われるという奇妙な話。

無名の役者・無名の監督でありながらもほぼ全編が緊迫感に溢れて素晴らしいと思いました。

惜しいのは、想像に任せているラストシーンとスナイパーの正体である。スナイパーの正体は不明でも良かったのですが、主人公が生き残れるのかどうかという間際に寸止めした点と唯一の救いだったガソリンスタンドに立ち寄った人物の安否を不透明にした点はモヤモヤ感全開に残したのはくどいものでした。

何よりも、救いだった携帯電話が使えなくなるところや生きていたであろうガソリンスタンドの店員が死んでいたという事実が明らかになるのは絶望的でした。

とはいえ、主人公は同僚の不倫相手で、何よりもあの同僚が大切だったのは伝わりましたが、まさか同僚の彼氏がスナイパーだったという点はあるのだろうか?気になってなりませんね。