ぶちょおファンク

フィフティ・シェイズ・ダーカーのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

1.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤★1.5 中盤★1.5 終盤★1

本作が3部作の2部目だとは知らず観ましたが、
それなりに登場人物の背景も理解できました。

アナ役のダコタ・ジョンソン、
ドン・ジョンソンとメラニー・グリフィス夫婦の娘というのを知り、
確かにご両親の面影ありますね。

この手の官能系映画のハシりといえば
『ナインハーフ』が有名で、
おそらく意識してキム・ベイシンガーを
本作にキャスティングするあたりはええし、
ダコタの母メラニー出演の『ワーキング・ガール』のセリフの引用があるらしく、
そういう遊びゴコロはニクい。

幼少期に虐待を受けた少年が大人になり、
ソフトSM(映画の表現としてハードではない)に
生きる(性の)悦びを知り、
そのSM(度を越した暴力)行為が嫌になり
彼女は別れたと思っていたら、
あっさり元サヤに収まり、
暗い過去を持つ彼をフツーに立ち直らせるのかと思っていたら、
彼女は彼が持ってきた
“銀のボール”を挿れて舞踏会に行ったり、
「お尻をぶって!」
とねだってみたり…
まっそういう嫌いじゃないけど(笑)、
ただのメスブタじゃん!!

一番引っかかるのは彼が大金持ちって設定で、
確かに彼女は彼のお金を全面的に頼るのを拒否するシーンがあったり、
本当は完全な“従属者”を求める彼に対しても拒絶する芯の強い女性、
そこら辺の軽い女性ではない感を出してはいますが、
所詮はシンデレラ、夢物語的な白馬に乗った王子様とのセレブな恋。
フツーの恋愛とは違うので観てて、
オトコとして共感もトキメキもなかった。。。
ヘリのくだりは爆笑でした。。。

既に長々と御託を並べたけど(笑)、
要するに映画というより
夫婦やカップルで本作を観ながら
いちゃつく流れに持っていく、
雰囲気を堪能する道具みたいなもんですわ!(笑

観終わってから知りましたが
“ラジー賞”も
ナットクの内容(ココでは高評価多いのがある意味スゴい…)ですが、
ダコタの脱ぎっぷりに
オレ好みの(笑)スタイルの良さ、
可愛さに免じて★1.5!

大金持ちのブルース・ウェインは
コウモリの仮面を被る“正義”のヒーローになり、
こちらの大金持ちは怪しげな仮面をこゝろにも被り
マブいちゃんネーに
いろんな“性技”を…?
どちらもオトコの憧れやね!(笑


2018年118本目(データなし含め119本目)