狭須があこ

キル・ビル Vol.1の狭須があこのレビュー・感想・評価

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)
3.7
監督のやりたいことやってるだけじゃねーかw

結構期待して見たんですが、てめぇらに面白い映画見せてやるぜ!って感じじゃなくて、
好きなことやるぜ!ついてこれない奴?知らねぇ!
って感じでした。まあ絶対撮ってて楽しかったでしょうね。

面白かったんですけど、流石に趣味に走り過ぎ。映画が楽しいってより趣味を延々語られてるようだった。

最初、ビルの顔は勝手にマイケルマドセンで想像してたらホントにマドセンで笑ってしまった。(追記:ごめん、あいつビルじゃないっぽいですね。あいつがビルと思ってた)パルプフィクションのユマサーマンは黒髪だったから何とも思わなかったけど、金髪サイコー。華がありますね。

アクションシーンのハチャメチャさがやっぱり一番見どころかな。
アニメが入るのは斬新でビックリしたけど、正直そんなに要らんと思った
私は実写でのアクションシーンが見たくて洋画を選んでるのに、アニメ…。アニメのアクションが見たければ、素直にアクションアニメ見るわい。

それも含めて、色んな要素を詰め込み過ぎでした。
復讐!っていうシンプルなストーリーなのに、日本刀、カンフー、日本人、中国人、(しかも人種的にはもっと細かい)とかいろいろ好きな属性を入れすぎ

まあそれがやりたかったんだろ?わかるけど!
見てる側に親切ではなかったです。監督が幸せそうで何よりです。2も見よ。
狭須があこ

狭須があこ