フォロワーさんのレビューに刺激されて。
大好きな「女はみんな生きている」の監督作品で、上映中止?発売禁止?となると是非観てみたい。笑
結果は、とても面白くて笑いながら観ました。
貨幣制度無し、戦争無し、圧政無しの未来惑星から地球に派遣された1人の女性が見た地球の美しさ、住みにくさ、戸惑いのあれこれ。
コリーヌ・セロー監督はインタビューで「地球の半数以上を占める女性が相変わらずマイノリティ扱いされている事や家父長制度への疑問もあって、男女の括りや上下の関係なくお互いが心地良い生き方への模索としての一つの提案」だったと言ってます。
原点回帰や文明批判は、まぁ良しとしても、この作品が発禁というのが本当だとすれば(Amazonで DVD売ってる様なので)多分キリストの扱いとか、失業対策の○○食べに当時はNO!が出たのかもしれません。
1番のツボだったのは「切断」というシステム(方法)で、これには笑った。
でも、都合悪くなると直ぐに切断で解決するのってズルくないですか?
いつの時代も人間は悩んでより良いスタイルを探しながら歴史を刻んで来たはず。
お互いの軋轢を一瞬で無かった事にしてしまうのはどうなのかな?と😆
1996年の作品なのでマリオン・コティヤール、ヴァンサン・ランドン、「アメリ」のヨランド・モローも皆さん若い!
インタビューの最後に監督の一言「少しずつ時代は変わって来てるけど未だ未だ古い!」🤣
そこからの〜「女はみんな…」に繋がるのかぁと凄く納得しました。