勝ったのは農民だ

アクアマンの勝ったのは農民だのネタバレレビュー・内容・結末

アクアマン(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

『ジャスティス・リーグ』は観ましたけど、もうすでに詳しく内容を覚えていません。

でも『シャザム』同様に、意外と評判が良かったので今回、鑑賞しました。⚡️

🐙🦑🦐🦞🦀🐡🐠🐟🐬🐳🐋🦈

【キャスティングについて】

知ってる俳優さんが多く出てきてそこはテンションが上がりました。⤴️

まず、ウィレム・デフォー。
『フロリダ・プロジェクト〜真夏の魔法〜』でも感じたんですが、悪人顔の人が善人の役をするのって好きです。今回もいい役でした。


ドルフ・ラングレンはどんな役か期待していたんですが、上映中ほとんど顔に甲冑を被っていたので、もっとしっかり顔を見たかったです。


それとニコール・キッドマンが主人公の母親を演じているとは思いませんでした。

あと主人公アーサーの父親を演じてたのはアレック・ボールドウィンかと一瞬思ったんですが、キャストを見るとどうやらそれは間違いで、別人のテムエラ・モリソンという俳優さんでした。

ニコール・キッドマンの息子がジェイソン・モモアみたいな顔に育つとは思えないので、完全にその父親似ですね。どちらかと言えば、もう一人の息子を演じたパトリック・ウィルソンは母親似(ニコール・キッドマン似)だと思います。


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【ストーリーが単純そうに見えて、分かりづらい】

ストーリーの「太枠」自体はよくある話だと思うんです。
ただ自分は意外に感じたんですが、単なるバトルとじゃなくて、『インディ・ジョーンズ』みたいなアドベンチャー映画の要素がかなりありました。😄


問題は、話の細部が分かりづらかったです。

自分がボーっとして話を聞いていなかったのか?

或いは映画自体が本当に説明不足なのか?

どちらか分かりませんが、途中から主人公とアンバー・ハード演じるヒロインの2人の逃避行で、いきなりサハラ砂漠やシチリアに行ったりして観光映画としては面白いんですけど、何のためにその場所にいるのか分からなくなりました。🤷🏻‍♂️

(どうでもいいですが、何故か映画でシチリアの民家の屋根の瓦が落ちて割れるシーンを見るとテンションが上がります。⤴️)

とはいえ、基本的には王道のヒーロー映画です。

個人的には最近、海外ドラマ『The boys(ザ・ボーイズ)』でクソ野郎ばっかりのヒーローを観ていたので、今作みたいな王道のヒーロー映画を観ると逆に気持ちが落ち着きました。🦸‍♀️


「主人公が自分の名前を言って、物語が幕を閉じるところ」なんか、「いかにもアメコミのヒーローだなぁ…。」って感じました。🇺🇸


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【ジェームズ・ワン監督について】

ジェームズ・ワン監督はマレーシア出身のアジア人なんですね。🇲🇾
DVDには監督のメイキング映像も付いていましたが、「とにかく楽しそうに映画を作る青年」って感じで、かなりヒット作を飛ばしているのに偉そうな巨匠に見えないのは逆に好感が持てます。♨️


個人的には彼の作品の鑑賞は今作が3作目です。

まず、『SAW(一作目)』は自分は傑作だと思います。よく練られた脚本だと素直に感じました。


次にケビン・ベーコン主演の『狼の死刑宣告』。
これも今作に比べると制作費はかなり安いと思いますけど面白かったです。特に中盤にある一連の逃走と追跡のアクションは、名シーンだと思います。🏃‍♂️💨


あと、『ワイルド・スピード:スカイ・ミッション』の高い評判は聞いていますが、あのシリーズ作品を全く観たことが無いので、おそらく観ないと思います。過去作全て観た上で『スカイ・ミッション』を観ると、絶対泣くと思うんですけどね。😭


それにしても、高い高い空の次は、深い深い海の底が舞台ってことですね。
色んなシチュエーションで映画を撮りたかったんでしょう。

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【総じて】

今作はジョージ・ルーカスの映画を連想しました。ジェームズ・ワン監督も好きなんでしょうね。
アドベンチャー映画と言う意味では『インディ・ジョーンズ』を、最後の戦争の感じは『スター・ウォーズ』を思い出しました。


正直、観た直後のスコアは3.0位だったんです。
でも数日経って、「結構好きなシーンもあったなぁ♨️」って思い返すこともあったので、上記のスコアにしました。

自分の観た中では「年間ベスト級」とかの映画ではありませんけど、ちょっと長い上映時間の割に、観ている間は飽きずに楽しめました。♨️