野生児

アクアマンの野生児のレビュー・感想・評価

アクアマン(2018年製作の映画)
3.0
ヒーローだけど、ガチムチ入れ墨ひげもじゃ。こーいう系か!とワクワクしてたらハンコックみたいなアウトローっぽいけど、真面目で優しい好青年?いやおじさん。お父さんお母さん大好きだし。

逆転とか逆境が好きなのはわかるけど、主人公弱すぎね??
最後の最後まで一回も勝ってなくね?

まぁ仕方ないんだけどね。
というのもね。

この映画、簡単に言うと海の中のスターウォーズなんだよね。海の中にもいろんな国があって陸の上の人間たちがラスボスと考えてる。力を合わせて戦争するか、リーダーがすべてを淘汰して戦争するかみたいな揉め方してるの。

主人公は海人と人間のハーフ。
最初海賊を相手にしてるとスーパーパワーで強く見えるけど、海の中では海人たちの方がうまく動けるし連携も取れてる。
海人たちと戦うと中の上くらいの強さ。
何度も何度もボッコボコ。

国家間の力関係とか文化をマッピングして勢力図と力ランキングつけると必然的に主人公弱くなってっちゃうんだよね。
なんかそこだけリアル(笑)

なんの利益もなさそうなのに、海人のお姫さまが助力するようになっていつの間にか恋仲に。この辺マジでいらないわ。
まぁ優しいし、博学だしいい男だけどね。

カメラワークが倒される方に焦点合わせるから、新鮮で面白い。海の中は美しくて、近未来的で、古代生物もちらほらと。

このへんガチムチヒゲモジャ宗介(グラップラー宗介)の崖の上のポニョだよ。津波を車で回避したりね(笑)
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