原作があるのか知らないけれど、ハードカバー3冊の長編小説を2時間映画にギュッとしたらこんなんだろうな。という作品。
なので展開は早く、割とずっとピンチ。
主人公は少年とともいきやばあちゃんなのね。
大人としてはすっきりしないラストだし、魔女もたくさん出す必要あんまりないし、飽きずに見れたけどもう一回見たいとは思わないかな。
おばあちゃんは経験してる事がたくさんある。
幼なじみのアリスがニワトリにされたあとの寿命から、孫ネズミの寿命もある程度わかってしまってる。
にもかかわらず、大魔女を追い詰め、ある程度余裕を持った残酷な手段で最期を遂げさせるタイミングでも解呪薬を作らせようという選択はとらない。
なんでかなと考えた。
ラストでは、おばあちゃんと孫(老いたネズミ)が魔女狩りを生業にするのだけれど、原作があるならこっちがメーンストーリーになるんじゃないかとおもったよ。
おばあちゃんと老ネズミの魔女狩りみたいな絵本にしやすそうだもの。元に戻るのと魔女を全滅させるのが目的ってのもわかりやすいしね。
このへんやりたかったのかなと自分の中で結論にしてみました。
※あとから原作があることを知って本のあらすじ読んだらほぼ原作どおりのようだ。価値観あわん。