ホラーマニア斗真

残穢 住んではいけない部屋のホラーマニア斗真のレビュー・感想・評価

3.4
女子大生と小説家が曰く付きのマンションを調査していくうちに過去の住人たちが、引っ越し先で、自殺や心中、殺人など、数々の事件を引き起こしていた事実が浮かび上がるという、日本発🇯🇵のミステリーホラー。

みなさんも知ってると思いますが、ジャパニーズホラーの怖さはジャンプスケアやゴア描写に頼らず、想像力で怖がらせてくるのがメインですね。簡単に言えば視覚的恐怖というよりは心理的恐怖かな。本作品は想像力を刺激してくる作品なので、苦手な人にはキツイかも😨

序盤から途中まではあまり怖くなかったんですが、謎が解き明かされるたびに呪いから逃げられなくなる恐怖が伝わってきてゾクゾクした。清水祟監督の「呪怨」に近い怨念をテーマにしてるからよけい怖い…🥺

終盤では事故物件に住んだ人だけではなく、怪談話を聞いた人、調べた人、関係者も全員呪われるという事実が発覚し、見終わった後も嫌な気分に浸かっちゃう、そんな感じの映画でしたね〜😞

呪いが広がる様子は「呪怨」に似ているけど、雰囲気やストーリー構成は「リング」に近い。ホラー要素はあるものの、ミステリー要素がメインなのでミステリー映画が好きな方にはオススメかな🤔

※きっとあなたの部屋にも、あなたの知らない過去があるかもしれませんね…🤭