ホラーマニア斗真

コカイン・ベアのホラーマニア斗真のレビュー・感想・評価

コカイン・ベア(2023年製作の映画)
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鮮血と狂気に彩られた 
       ホラー映画の館へようこそ

館主のホラーマニア斗真です(笑)

"こんなクマは嫌だ"

コカインを食べて攻撃的になった熊がハイキング中の男女や麻薬密売人などに襲いかかるという、アメリカ発🇺🇸のアニマルホラー映画を紹介!

レビューの前にスペインのホラー映画Best10(最新版)のブログを書いたことをお知らせします。ブログのURLは以下からです。次回はイタリアのホラー映画Best10になります。

https://horror777-tommy.hatenablog.com/entry/2023/10/09/193222

また、ブログのURLはコメント欄にも記載しておくので、そこから入れます。

ストーリーは…
絵を描くことが大好きな13歳のディーディーは、友人と共に森へ向かうが、そこで大量のコカインを食べて凶暴になったクマに遭遇する。

感想としては…
点数は100点中71点

期待せずに見たら意外と楽しめてしまった。典型的なパニックホラー映画をより洗練に仕上げた印象が強かった。登場人物のキャラクター構成が子供思いの親、警察官、麻薬密売人、カップル等とホラー映画の原点に戻りつつあるような気がした。良い意味で昔ながらのスラッシャーホラーみたいな雰囲気で、殺人鬼を麻薬でハイになっている熊に置き換えた感じ🐻💊

ジャンルはホラーコメディなのだが、意外と怖いシーンもあって、ホラーと笑いのバランスが良かった。登場人物の死に様も多様で飽きないのもよろしい。

ホラーコメディとしては面白かったが、ガチガチなホラー路線の熊によるパニックホラー映画を個人的には見てみたかった気はする。熊によるパニックホラーだと今まではコメディ寄りやB級寄りが多くて、リアルな怖さは薄いんですよね。ガチガチな熊によるホラー映画がもし作られたら、それはそれで斬新だと思うけどなあ😆

分かりやすく例えるならオリジナル版の"死霊のはらわた"を過激に怖くしたリメイク版があるじゃないですか。それみたいに笑いのない、ガチガチな熊によるホラー映画を作って欲しいかな。

肝心の熊のCGや殺された時のグロ描写とかは本物に近づけようとしていて、生々しさはあったので、それなりに満足です。1番悪いやつの殺され方が1番グロかったですね〜(笑)

色々な不満点を挙げましたが、熊が暴れるホラー映画といえば、"ブラックフット"や"グリズリーパーク"などがありますが、それらよりも本作品の方が楽しめたのは事実。

麻薬でハイになった熊と麻薬を回収しに来た密売人と山に遊びに来ただけの一般人による三つ巴の戦いは特にスリルがあって、なかなか見応えあると思います。熊のパニック映画が好きな人は要チェック!🐻

あるひ もりの なか
くまさんに であった
はな さく もりの みち
くまさんに であった〜♪

※見終わった後は「森のくまさん」を
 口ずさみたくなりましたとさ