このレビューはネタバレを含みます
前作が面白過ぎたので我慢出来ず…！
「ホームセンターで働いてる普通のおじさんだと思ってたらヤバい過去を持つ謎多き悪者絶対秒で殺すマンだった」って感じの前作に対して、今作は絶対殺すマン・マッコールさんの過去を掘り下げつつ、ある事件の真相を紐解いていくミステリーというかサスペンス寄りな、アクションメインな前作とは違ったテイストだな…と思ってた。前半までは。
中盤～後半になって明確な敵が見えてくると前作よりえげつなさ4割増位にパワーアップした絶対殺すマンなマッコールさんが帰って来る。
最早後半の戦闘シーンはホラーのレベル。普通に怖い。
写真貼ったりとか、マッコールさん作の演出チビる位怖いし、全くの虚無の表情で為されるバイオハザードの操作キャラかよって位適確かつ容赦の無い連撃ナイフアクション。ほんと怖い。
でも一番怖かったのは敵に「お前ら全員殺す」発言をした後、子供に呼ばれて凄くいい笑顔でふざけながらも両手でさり気なく銃撃つジェスチャーしていくマッコールさんと、その後子供と車に乗り込むまでずっと目の笑っていない満面の笑みを敵に向けたまま去っていくマッコールさん。つまりマッコールさんが怖い。
後、事前情報無しで行ったので、登場時から「この人ペドロ・パスカルっぽいなぁ…」と思ってた人がペドロ・パスカルだったり(キングスマンGC円盤持ってるし大好きだけどカウボーイハットと口髭が無いと全然一致しなかった…)とか、凄く見覚えのある黒人青年が居る…と思って鑑賞後ググッたら劇場で滅茶苦茶泣いて感動した「ムーンライト」の主役の子だった…とか、自分の記憶力が本当に残念な事を再確認出来た映画でした。
面白かったです！！！
