深夜1時からの映画鑑賞。
近未来的な設定、閉鎖された空間で出会った男女の運命的な物語、面白かった。
宇宙船の中でひとりだけ冬眠から目覚めてしまったジム。あと90年もしないと目的地に着かないなんて途方に暮れる。自分だったらどうするだろうか…。
自ら命を絶とうと追いつめられている時に差し伸べられた救いの手。眠れる森の美女オーロラ。
人間として行ってはいけない行為。。。
目覚まして良いものだろうか…？
ちなみにディズニーのオーロラ姫は王子様のキスによって魔法から目を覚ます。
眠りから目を覚ます＝現代社会の洗脳から目覚めるという風にもとらえることができるなと思った。
オーロラにとってはジムで、ジムにとってはオーロラ。心の中でずっと探し求め合ってきた二人だったんじゃないかなあと思った。「孤独じゃなくなった…」オーロラの言葉がそれを物語っているように思えた。
究極の状況で出会った二人。
結果、5,000人の命を救うことに繋がる…。
運命的だ。
ハラハラドキドキの展開。
あっという間の時間だった。
理想ばかりに目を向けていると、今この瞬間に存在しているものを見失う。
最初と最後に繰り返されたメッセージ。
最後二人が下した決断がわたしは好き。
愛する人と共に生きること。それ以上の幸せは多分ないと思う。人はみんなそんな相手との出会いを心の底で秘かに待ち望んでいるように思う。
