真っ黒こげ太郎

エンド・オブ・キングダムの真っ黒こげ太郎のレビュー・感想・評価

エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)
3.8
その男、史上最強、否、
史上”最凶”のシークレットサービス!!!

テロリストには…
容赦なし!!!!(メッタ刺し)

容赦なし!!!!(ヘッドショット)

容赦なし!!!!(轢き殺し)


――――副大統領、ドン引き。


「まだ殺り足りない」
「諦めろクソ野郎!!!」
「俺は必要ならエッフェル塔も壊す!!!」

「(うわぁ…)」
「(ってか、違う人混じってね…?)」



前作でホワイトハウスを奪還、世界を救い前線復帰し、大統領と薄い本が厚くなりそうな勢いで仲直りした暴力シークレットサービスのマイク・バニング。
しかし妻が出産を控え、今後の家庭と新しい人生の為にバニングは退職を考えていた。

そんな中、ロンドン首相が急死し、各国首脳を集めて葬儀が行われる事になった。
アメリカ大統領もお呼ばれしたという事で、最後の仕事のつもりでバニングは大統領と共にロンドンへ。

だがしかし、イギリス首相の死は武器商人バルカウィが率いるテロリストの罠だった!!!!
各国首脳が集まる大都市ロンドンで超絶な大規模テロが発生!!!!
爆発や銃撃が連続するわ、各国首脳はほぼ皆殺しにされるわ、橋やビックベンが倒壊するわで、あっちゃこっちゃでドッタンバッタン大騒ぎ!!!!

バニングは大統領を守るため、テロリスト共相手に容赦のない戦いを繰り広げる!!!



元特殊部隊のシークレットサービスがテロリストをシバき倒しまくるアクションシリーズ第二弾。
新作の為観直し鑑賞。


今回はロンドンを舞台にかなりの大スケールでアクションを展開!!
(実は話の規模なんかは前作とどっこいどっこいだったりするけど。w)
特に前半部分のアクションはかなりパワーアップ。
前作同様の銃撃戦に加え、カーチェイスにヘリチェイスと大盤振る舞い!!!
爆発するわ建物は倒壊しまくる凄まじいテロ描写はもうド派手で無茶苦茶!!!
軽くディザスターパニック映画に片足突っ込んでいます。w
特に無茶苦茶なヘリチェイスは笑えるwwwww

「今から被弾します…衝撃に備えてください。」

んな無茶なwwwwww
しかも生きてるしwwwwwwww


後半からは大統領と一緒に大使館に向かいながら、テロリストを撃退する前作を彷彿させるゲリラ戦的な展開に。
特にクライマックスのアジトへのカチコミはワンカットで戦争映画と化したドンパチは大迫力。
バニングさんの大暴れは前作以上で、銃を巧みに使いこなし、体一つでテロリストに突っ込み叩きのめす様は観てて痛快。
前作同様画面は暗めだが、今回は割とアクションが見やすくなっていて好感触。

しかし本作は暴れっぷり以上にバニングさんの容赦のなさっぷりが前作にも増してパワーアップ!!!ww
初っ端から喉に攻撃をぶち込みテロリストを窒息死させ殺害!!!
更にはテロリストの弟をとっ捕まえ、断末魔を聞かせながら殺害!!!
その後も、偽の特殊部隊もホラー映画の殺人鬼が如くナイフで刺しまくり!!!

隣にいた大統領や合流したSASの仲間達も真っ青。w

「今の必要だったか…?(震え声)」

「やめろ、やめろ!落ち着いてください!(やりすぎ!)」

しかしどんな状況でも大統領と憎まれ口を叩き、SASにも屈しないバニングがひたすら頼もしい。
容赦のなさもここまでくるとセガール先生の如く清々しいです。w
大統領も男気溢れる熱血漢でカッコイイ。

ラストの清々しいまで説教もここまでくれば見事としか言いようがない。
そりゃそうだよな、何しろ映画の中では沢山アクションヒーローいるんだもの。
アメリカにはこれからも元気でドンパチアクションを撮って欲しいもんね!w


U.S.A.!ゆーえすえー!かーもんべいびぃーあめりかん!!!www


そんなこんなで楽しい映画には違いないが、今回は序盤が少し長めだったり、前作とは違い敵ボスが目立たなかったりと、前作とは違う問題点もある。
後、後半のスケールは前作よりダウンしてたかな…。


何だかんだ言いながらも、アクションまみれで容赦なくて勢い重視の展開で楽しかったです。
ドンパチ好きなら、十分楽しめるぜ!!!

なお、今回は真面目な倫理観を持つ人が観たら怒るかもしれないので、そこも要注意です。
政治的な内容もガバガバだしな!w
(まぁそんなヤツはこの手のアクション映画鑑賞には向いてないが。)
まぁ俺は政治に興味ないのでどうでもいいです。
リアリティ?何それ。

さてと、次回作を劇場で楽しみますか。
後6時間ぐらいで1日1本の上映が始まっちゃうけどね!www