emily

快楽の悪の華のemilyのレビュー・感想・評価

快楽の悪の華(2013年製作の映画)
3.0
法律事務所に勤めていたが、悪事によりクビになってしまうが、妻には言いだせず、男娼の仕事を始める。ある日紹介された客は大物政治家を妻に持つ男だった。ゲイの仕事に抵抗があったものの脅迫してお金を儲けようと仲介人と計画を立てるが、事態は悪い方向へ転がっていく。。。

 妻をそうして子供を愛していて家では幸せな家族であり、家では笑顔が絶えない。男はその幸せを守るため男娼の仕事をし、そこで係るセレブな女性達への対応は非常に冷たく、時には平手打ちをしたりする。政治家を妻に持つ男が登場してからは、非常に濃厚なサスペンスに転がっていき、緊迫した空気感が糸を引っ張っていく。サスペンスフルな展開からどんどん男は追いつめられていき、妻の不信感をかき消すように体を求めるシーンにはリアリティを感じさせる。体を重ねれば真実がわかる。男は強気で、守るべきものがあるはずなのに、いやだから強気なのか?サスペンスに陥ってからの展開は見事で、引き込まれる。
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