床下が一番怖かった。
M・ナイト・シャラマン。画の惹きが凄い。のほほんとした映像の中で飽きさせない進行、構成になっている。
"姉弟が手持ちカメラで映画を撮る"という設定も活かされている。
ただ個人的に、前に見た映像と似た映画として勧められたために、全部展開が分かってしまった。
シャラマンの映画でそれは禁止手だった。
驚きは失われたが分かった上で見るとそれはそれで面白い。
なにより姉弟のキャラが良い。側にいた存在が驚異に変わる、その瞬間がドラマだなーと思った。ちゃんと切り取って画にできるのがシャラマンの凄いところ。
終わり方もアメリカっぽくて可愛いので好きです。
どうしても他作品に比べてしまって今作はちょい薄味かなって…思ったりもした。
淡々としていても画にすごく惹き込まれる所とか、映画だーって感じさせてくれてたまらんのよね。