『全てを捧げるからこそ愛は永久不滅で、その他は愛に近いもの』
ひとつの愛の結末...
うーん、消化不良。
脚本的に絶対もっと面白くなるはずなのにそれが叶わなかった感じ。
1人の女性のすごく狭い愛の世界観が周りを巻き込んで、掻き回していく。
現夫ちゃんの「俺を檻にしてるだけだろ！！」で
あぁなるほどなぁと思った。
女さんの背景が全然分からないからすべてを理解することは難しいけど、自分という異物を檻に閉じ込めて誰かを愛することがなんなのか、情動的な情熱的な気持ちが相手に向いていなくてもそれを愛と呼ぶのか知りたかったのかな…
でもなんか自信ないな。
何にしても登場人物の説明足りなすぎる。
急にいろんな人たちが登場してきて主人公と特に経緯の説明もなくくっついたり話に絡んだりしてくるから、頭の整理が追いつかない。
音の使い方もいまいちで、間が気まづい。確かにこの役には闇のある人を演じるのが上手い橋本愛ちゃんには適役なんだろうと思う、、てか正直、橋本愛でなければ画が持たないだろうなとも思った。所々お！ってなるシーンあったんだけどね。
ススキ畑みたいなとことか。
あとほんとごめんだけど、エンドロール観るまで水上恒司出てることに気づかなかった。
金髪全然印象変わるね。
どこか決定的なナニカが抜けている気がしてならんな、、創作でも想像でもなんでもいいから女さんの人間性とかわかる描写とかあればなって思った。
愛に堕ちた女の半生的なものをこの映画では観たかったように思う。ざんねん！
