台風で外にも出られない重苦しさのある中で観るには、シリアスなものやお涙モノでもなく、それを吹っ飛ばすこれがピッタリ。
しかも、雨風の音にも負けない音量。笑
RRRの例にもれず、相変わらずのインド映画の長尺でも、家に居るしかないなら調度良い。
アマプラ特典は吹き替えだけで、時々声のせいで脳内がジャック・バウアーになっちゃうのが難点だけど、あまり頭使わずにへーほー言いながら観るには良いんじゃなかろうか。
のっけの救出劇からそんなんあるかいな!と思うけれど、王の血筋の赤ん坊が川で拾われて助けられて故郷にヒーローとして凱旋、なんてのは、世界共通で神話や経典で見かける話だから、不思議とトンデモ感が薄れるのが凄い。
そしてインド美人はやっぱり綺麗。
でも、流石に、うお!綺麗!って幻覚だけで人は滝をよじ登れないと思うし、登ったあとのイチャイチャタイムも長い。笑
スカートくるくる〜なんて、日本の時代劇でコント的に出てくるあ〜れ〜みたいなやつで、あれはやっぱりインド的サービスショットなのかな。
なんか色々面白いぞ。
ただ、みんな、強い!
ヒーローだけでなく、ライバルも、女性陣も全員強い。やたら強い。
色々強い。
ママ、強い。
梅雨どきや雨の日は苦手で、ちょっと体調も落ち気味な方なんだけど、やはりこういうガツンとした熱さと強さが鬱々とした気分を無理くりにでも蹴り上げてくれるんだなあ、なんて思いながら楽しみました。
と、見終わったら、え、これ続きものなのね。
続編見るチャンスがあったら、とりあえず心の準備して観ることにする。