有名な橋の上で花火が打ち上がるシーンが凄まじく印象に残ったので記録。
今作は大学の授業で紹介されてからずっと観たくて、地元のTSUTAYAにもなく、やっと渋谷で巡り会え…数年温めすぎていた作品でした。
視力がどんどん失われる中で、必死に絵を描き続けるジュリエット・ビノシュ演じるミシェル。
アレックスの前には、普段なら手に届くはずのないミシェルがいる。パリの美しい街並みを舞台に、激しい喜びといつ失うか分からない恐怖…大きく揺れ動く感情が荒々しく表現される。
セーヌ川にかかるポンヌフの上で、ホームレスのような状態になっても絵と真剣に向き合うミシェルの姿が目に焼き尽く。
正直、カラックスの作品は好みでないのだが、次作のannetteも気になってしまっている笑