さあ、リュミエール兄弟からヒントを得たジョルジュ・メリエスが映画で快進撃を繰り広げていきます。彼の第1作はリュミエール兄弟の『カード遊び』のリメイクなのですが、それはまた後日Markします。
魔術師と呼ばれた彼は、その異名通りマジックがお得意でありました。と言っても映像によるマジックですが。。

今作は婦人に風呂敷を被せると消えてしまうという、世界最古級のマジック映画です。
当時の人からすると仰天だったかもしれませんね。現代の我々からすると、モロにそこカットしたじゃん！てツッコめますが当時の人にはそういう概念はまだなかったのでしょう。そして観客は驚くと同時に深い満足感を得たのでしょう。メリエスも楽しみながら撮っていたのでしょうね。何やら微笑ましい一本です。
YouTubeで鑑賞可能です。

• #100分以下
• #サイレント
• #tmy整理映画黎明期

1分間のショートフィルムです。
1896年のジョルジュ・メリエスの貴重なフィルムになります。

豪華な部屋に男が入って来ました。
男は観客に向かって一礼すると、ドアにいる女性をエスコートします。
そして、女性を椅子に座らせると…

マジックショーです。
いまでは、どのようにして作られているのか分かってしまっているので、フィルムがどこで切られて貼り付けられたかと思って見てしまいます。

貴重な古典フィルムはyoutubeで観られます。

ジョルジュ・メリエスの初期の短編。
イスに座った女性に布をかけると姿が消え、代わりにガイコツが現れ、そして再び女性が登場するマジックが披露されます。
元々はマジシャンであるメリエスの面目躍如で、映像的なトリックも活きていました。