あまりにも見続けるのが辛くて早送りをしてしまったくらい、退屈で見るに耐えない駄作。この監督はいったいこの映画で何を表現したかったか?なぜこんな映画を作ろうと思ったのか?理解に苦しみます。
せっかく姉妹霊媒師という、いかようにも料理できそうな素材があるのに、それが全然生かされていない。もっと胡散臭さ全開の内容にすればいいのに、中途半端にきれいにまとまっているだけで、眠気を誘うだけ。
さらに、どの時代の話なのかが曖昧なままなので、インチキ霊媒師に熱を入れる映画プロデューサという設定そのものが陳腐にしか見えない。取ってつけたようなユダヤ人差別などのシーンなども、この監督の思慮の浅さが透けて見えて、ただただつらい。