狭須があこ

バーニング・オーシャンの狭須があこのレビュー・感想・評価

バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)
4.2
ワイスピ新作見ようと思って予習してたんですが、結局ぜんぶは間に合わなかったんでこれ見ました

これタイトルがダサいんですよね、
"バーニング"と"オーシャン"の相性が悪いんですよ。

"バーニング"は"ブラッド"とか"ソウル"とかカッコいい系で、
"オーシャン"は"プラネット"とか"ブルー"とか美しい系じゃないっすか
それをね、組み合わせちゃうと、炎の中走るニコラスケイジみたいな、
フィルマークス平均スコア2.1映画みたいな、そういうイメージなわけです(偏見)

見る気になったのは、意外と高評価なのを知って調べたら、マークウォールバーグにカートラッセル、ジョンマルコヴィッチという、好きな俳優が出てたからです。
わーい!じゃあ見るよ!

実話を元にした系のおはなしでした。
マジでタイトルどうにかならんかったんかな
「ハドソン川の奇跡」とか言われたら観に行くのにね、横文字って難しい。

プロフェッショナルのお仕事に関して、「何でそうするの?」「こうしたほうがよくない?」と思ったとしても、自分がまずプロフェッショナルじゃないことを思い出すべきですね。

なぜプロフェッショナルが、ずーーっとその道でやっている人が、初見の自分でも思いつくことをやっていないのか?
って考えてみたら、口出しなんかできるはずねぇんだよな

今まで小さな事故もなく、ずーーっと安全を保ってこれたのは、それが簡単だからではなく、彼らがプロフェッショナルだから。
金の歌なんか歌いながら気楽にやってるように見えるもんね、プロのお仕事って簡単そうに見えるんだよ。
だってプロがやってるんだから。

危険と隣り合わせの場所でずーーっと無事故、それがどれだけスゴイことなのかって、実際に事故が起きるまでわかんないのがもどかしいよね。

これがフィクションとかアクションものならなー!
大爆発や、泥まみれのカートラッセルに萌えるだけで済んだのに。
実話って言われたらな!怖いよな!
でも映画館で見るのオススメです。
余談だけど、泥まみれの細メガネたちは全員ベンウィショーに見えて笑いました

スタッフロールで泣きそうになった。
映画にしたらみんな忘れないからいいですよね。
みんな実話映画、見ていこう。

追記:お誕生日に頂いたギフトチケットで見ました。ありがとうございます。
狭須があこ

狭須があこ