ごてふ

バーニング・オーシャンのごてふのレビュー・感想・評価

バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)
4.0
ユナイテッドとしまえんにて。米国製作の災害パニック映画には単身者中心に20名程度と閑散。制作予算100億越え、本国では5割程度しか興行回収できなかったとか。但し興行収入と作品の不出来は必ずしも一致しない。云って詮無いが邦家の«海猿»などとはクオリティもスケールも桁が違う。実話が基になっており、もう少し掘削のメカニズムを説明してもらえると良かったが、2時間弱に良くまとまって感心かんしん。当然、プロ意識や自己犠牲、夫婦愛など絡めてキッチリ泣かせる。前半の人物紹介、事故への伏線と、後半の噴出から爆破・炎上と怒涛の救出劇の対比が素晴らしい。役者もよござんした。ウォールバーグは無論のこと、カート・ラッセルとケイト・ハドソンの義理の父・娘の熱演は特筆しておきたい。ピーター・バーグとウォールバーグのコンビは、前評判の良い«パトリオット・ディ»も控えており、こちらも楽しみ。
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