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レディ・プレイヤー1のFARGOのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.1
【仮想空間OASISの創始者ジェームズ・ハリデーの遺品をめぐり、彼が残した様々なゲームに挑むSF超大作】

予告編が公開され次第公開を待ちわびていた作品🎬
地元の映画館は久々の満席👏
休日ということもあったのか客層はかなり振り幅があったと感じます❗️

【娯楽の頂】

時代は2045年。人々は現実から逃れる為に仮想空間《OASIS》に集う。

『サマーウォーズ』を彷彿させるオープニングのヴァーチャル映像を始め、仮想空間内が映し出されるシーンはどれも”映画のその先”を垣間見る様な体験😎
現在よりも遥か未来を描いているのにも関わらず、70年代のPOPミュージックが流れる様子は少し不思議ではあるものの今作の作風とガッチリ噛み合っていて👌

「スピルバーグだから作れた」
と評されるのも頷ける、映画もゲームも音楽も、全ての文化を丸ごとぶち込んだ快作🎬
情報力の多さに自分の脳がパンクする音が聴こえ、同時に童心に帰るかの様な喜びを胸の奥底で感じる取る事が出来ました😊

出演作品がまだまだ少ないものの、私のベストムービー『僕とアールと彼女のさよなら』にも出演したオリヴィア・クックを始め、若干パッとしない顔立ちの役者を起用した点、アバターデザインのギャップや共通点なども⭕️

化粧したヘイリー・スタンフィールドに激似のハナー・ジョン・カメンや、映画『ブラックパンサー』でシュリを演じたレティーシャ・ライトが反乱軍のメンバーとしてちょっと出演してたりなんかもして常に興奮しっぱなしでございました❗️

SF作品でありながら、登場人物達の成長を描いたドラマでもあり、アクション作品でもある。ホラー要素を取り入れたコメディ作品でもあり、純粋なラブストーリーでもある。
1つのジャンルに囚われない作風は監督にしか描けない世界なのだと思います😃

ジョブズが《iPhone》を生み出し、メディア革命を行った人物であるのなら、OASIS創業者のハリデーは《仮想空間》を生み出す事で人々に居場所を作った。
ならば、監督スピルバーグは《映画》というエンターテイメントを生み出し、それを更なる高みへと持ち上げた偉大なる人物となった事に疑いの余地はないでしょう

「現実世界でしか出来ないことがある」という今作の台詞。
映画館に自ら足を運び、満員の客席で赤の他人と同じ感動を共有する。
これもまた、現実世界でしか味わう事の出来ない人生の醍醐味なのかもしれませんね😋

【好奇心こそ正義】

ゲームとは時に、自分で道を切り開き己の足で進まなければならない。1人では勝つ事の出来ない敵が現れたのならば仲間と協力しその困難へと立ち向かう。

さぁプレイヤー諸君、最高の映画体験を求め今すぐ劇場に足を運ぶのだ❗️
度肝を抜かれる準備はいいか…😎
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