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レディ・プレイヤー1のadagietteのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.0
おたく(ヲタク)という言葉が、”通常はちょっとした息抜きの対象である娯楽に妙に精通した人”という意味合いで使われ始めたのは70年代後半だったか?
あの頃は、漫画、ゲーム、アニメ、は大の大人が時間を使うようなもんじゃないだろ、という存在であったか。

その おたくカルチャーであるアニメやゲームも、すっかりメジャーになったが、逆に、おたく世界が 人々の時間も資金もエネルギーも吸収しつつある。
そんな人たちを映画館に吸い寄せるような作品。
ストーリー展開は インディアナ・ジョーンズとサマーウォーズのミックスみたい? PG-13 安定のファミリー映画だ。

それでも、もう一度見てもいいなぁと思うのは、ふんだんに散りばめられた サブカル史を彩る あれもこれも。全部わかる人はスゴイけど、まったく疎い私でも、おぉぉ!と声をあげたくなる数々。
イースター映画らしく、トレジャー・ハント 宝探しが楽しめるのだ。
なにせ、伊福部昭までありましたから♪

配役も気配りが行き届いている。
悪役が チャーチルで国王やってた人なのは笑ったけど。
日本人キャラと思しきダイトウを演じる 森崎ウィンは 日本育ちのミャンマー人らしい。こんな子がいるのですね!うるうる
うん、ミーハーは世界を救う Love & Peace


週休2日
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