星ワタル

レディ・プレイヤー1の星ワタルのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.8
想像以上に素晴らしくて、後半泣いてしまったw「スピルバーグと同じ時代に生きていてよかった…」と心の底から思えた。

ゲームの創世記から最新のVRまで見てきたスピルバーグだから描ける世界だったし、70歳を超えても柔軟に新しいものに興味を持ち、どんな時代でも人を信じて映画を作り続けている姿勢がにじみ出ている素晴らしい作品だった。

よく、「もし手塚治虫が生きてたら、現代をどう描くだろう…」とか考えることがあるけど、スピルバーグはまだ現役で、それができるんだ!と言うことが嬉しい。
こういうCG満載のアクション映画は頭打ちというか、「ジュラシック・パーク」をはじめて見たときほどの感動を感じることはもうないかな…と思っていたけど、まだまだたくさんの挑戦ができる!と言われた気がした。

個人的には、音楽に注目。
久しぶりにジョン・ウィリアムズではく、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのアラン・シルベストリ(「アベンジャーズ」シリーズの作曲も!)を起用しているから、もう、そこはかとなくバック〜の雰囲気が漂う。これは狙って起用してるなってことがよく分かる!

映画やゲーム好きがいちいちニヤける小ネタが満載で、一度じゃ拾いきれないほど。

これはぜひ3Dで見返したい!!
星ワタル

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