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レディ・プレイヤー1のplantseedsのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
3.8
『全世界ポップカルチャー大団円』

今年言わずもがなはずせない作品。
巨匠スティーブンスピルバーグ監督最新作。
THE エンタメというものをもちろん予想してみたのですが、
思った以上に深いというか、非常にメッセージ性が強かったです。

メッセージはシンプルかつ、ずしんと来る感じでした
「現実こそリアル」ということ。

現実から目をそむけたくなってしまうことは多々あるけれど、
いろんなことがある現実だが、
自分が本当に幸せになるにはこの現実の中でしかありえない。

だからといって、こういうポップカルチャーがダメ、ゲームや虚構がダメというわけではないと思います。
この主人公のように、この「オアシス」での経験を通して、
自分にとって大切なものを見つけることができた。

もちろんそれは全く無駄ではないですよね。
こういう文化というものが、自分がどうにも立ち向かえないものに対する力を与えてくれる。
大切なものに気づかせてくれる。
そんなことを感じます。

「現実」と「虚構」は相対関係。
現実という前提があり、その物語や作品は生まれてくる。
この主人公が「オアシス」での体験を通して、現実へと突き抜けられたように、
芸術や文化といったものから、現実に対する力を得て、
その先のリアルへと繋がっていけるのではと、
いろいろ、ぐねぐね考えながら、こう思うに至った模様です。

なんかまとまりに欠ける感じになってしまいましたが、
読んでいただきありがとうございました!
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