PANDADA

レディ・プレイヤー1のPANDADAのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
5.0
「俺はガンダムで行く!」

原作はアーネスト・クラインの小説「ゲームウォーズ」。

2045年、人々は天才ジェームズ・ハリデーが作り上げた仮想現実ゲーム世界「オアシス」に入り浸っていた。
ハリデーは死に臨んで、「オアシス」内にイースター・エッグ(隠し技)を仕込み、それを得るためにゲーム内に3つの鍵を隠し、イースター・エッグを得たものには賞金とオアシスの所有権を譲渡するとしていた。
両親を亡くし叔母とその愛人と生活していたウェイドも「オアシス」内で鍵を求めていたが、世界第2の企業IOIもそれを狙っており、熾烈な争いが繰り広げられる、、、というお話。

凄まじいです!
キングコングが暴れるビル群を、デロリアンとカネダ・バイク、バットモービル、マッハ号、インターセプター号が駆け巡る!

ミュータント・ニンジャ・タートルズやキャットウーマン、「チャイルド・プレイ」のチャッキーが暴れ狂う大雪原で、メカ・ゴジラとガンダムが一騎打ちを繰り広げる!!

「シャイニング」の世界に迷い込み、敵ボスキャラに波動拳を放つ!!!

なんて激アツなんでしょう!!
だって、三船敏郎がガンダムに変身するんですよ(笑)!!

ポップカルチャーを上手に利用したものとしては「ピクセル(2015年公開、クリス・コロンバス監督」がありますが、それを遥かに上回る大傑作。
スピルバーグ監督にしか創り得ないものを見事なまでに創りあげています。

悪辣な敵がいて、ときめく出会いがあって、裏をかく頭脳プレイが炸裂し、スリルあふれる展開の先に敵の強キャラが待ち構える。

観終わった直後ですが、もうすでに観直したい感覚に囚われています。

本当に素晴らしく観応えのある傑作に出会えました。
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