ドウェインジョンソンの顔芸がツボですよね。あの躯体で中身はオタク高校生って設定が面白いです。ギャグも多めで、軽い感じが良かったです。最近はシリアスな映画が少し多いので。
登場人物が現実世界とは真逆なキャラをジュマンジでは演じているのがこの映画のまたいいところ。
実社会で彼らが抱く心の葛藤とかアイデンティティとかにも切り込んでいて、冒険を通じて成長していくロードムービー的な側面もあります。
ジャックブラックがカレンギランに悩殺ポーズをレクチャーしたり、ドウェインジョンソンよ、ここまでやるか？って思わざるを得ないくらいの情けないキスシーンなんかも面白かったです。
1つ注文をつけるなら悪役に何の魅力も感じられなかったことですかね。ゲーム性やエンタメ性に重きを置いている分、淡々と敵を倒していくだけで、イマイチラスボス的な恐ろしさが無かったです。
