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『TOKYOデシベル』に投稿された感想・評価

意外だったのは、これは盗聴をテーマにした作品なのだ。主人公の宙也は大学で「東京の音の地図をつくる」という研究をしている。SOPHIAの松岡充が演じるこの主人公が、研究のために東京のいろいろな場所で音を集めている姿が、進行する恋愛ドラマと並んで、この作品のもうひとつの見どころともなっている。東京タワー、スカイツリー、首都高速など東京を象徴するさまざまな場所が登場するが、それはまるでこの東京を丸ごと音と映像で捉える試みのようにも見える。

主人公である宙也は、娘と一緒に恋人のフミ(安達祐実)と暮らしていたが、フミと娘の折り合いが悪く、彼女は突然、家を出て行ってしまう。音を集める宙也の前に、不思議な女性マリコ(安倍なつみ)が現れ、導かれるままについていくと、彼女はマンションの地下室で住民たちの盗聴をしていた。宙也もマリコも、やっていることは「音」を集めるという行為、その共通項を持つふたりの出会いはなかなか興味をそそる。そこで、マリコは家を出ていったフミの盗聴を宙也に勧めるのだが……。

監督は作家、ミュージシャンとしても活躍している辻仁成。彼は映画監督としてもすでに10本近い作品を発表しているが、この作品はそのなかでも、最も先鋭的な作品かもしれない。原作はもちろん彼自身で、1996年に執筆して三島由紀夫賞候補作ともなった同名小説。いわば、彼としては20年近く温めてきたテーマということにもなる。そして、すでに10年以上もフランスのパリに住んでいる辻が、あらためて東京という都市をとらえた作品でもあるのだ。

盗聴は思わぬ事態を主人公に知らせることになるのだが、そこから見えてくる人間関係がまたミステリアスで面白い。ラストはかなり注意深くつくられており、そこにはいろいろな解釈が成り立つよう仕掛けがされている。いわば観る側に未来が委ねられる形なのだが、これがなんとも言えぬ余韻を残す。残念ながら、肝心の「TOKYO」での上映はすでに終わってしまったが、これは日本よりも海外で評価される作品であるようにも思える。監督も実はそれを狙っているのかもしれない。
Wonkavator

Wonkavatorの感想・評価

2.4
自筆小説を自身で脚本&監督という状況のせいか、非常に視野が狭い仕上がりで超マイナスな結果に。

小説脳になってしまっているのか「普段そんな言葉発しないでしょう?!」というビックリするセリフ回しにドン引き。

少なくとも僕が生きて来た人生の中で「やれやれ...」と声に出して言う人に会ったことはない。
それって「ぎゃふん」って言わないのと同じレベルで会話には使わない言葉だよね。

役者陣が往々にヘタクソな事がそれらの不自然なセリフを輪をかけたように異質なモノにしている。

酷い有様が集約されていたのが、子役の存在。
彼女の言うセリフがそもそも文字をそのまま読んだように聴こえる大根演技と言う事に加えて、やはり小説という文章で観せる世界観から抜け出せないままの文字言葉的な表現の脚本のせいなのだと思う。

映像も「安いハンディカムで撮っているんじゃないか?」と思うようなショボい感じが痛々しく、劇中の随所にアラが見えてしまっている。
引きのズーム画像はノイズっぽいの出ちゃってるし、夜や暗い場所でのシーンもデジタルで補正がオートでかかっちゃっているような色味だし...

こういう映像見ちゃうと、黒が綺麗に見えない画質って、何を撮っても安っぽく見える。

小説だけで止めておけば良かったのにね。
辻さんは一体何がしたかったのかな?!
休暇の昼下がりにゆっくりと見たい映画。
綺麗な音の使い方がよかった。
最後まで辻仁成ワールドが広がっていました。

『TOKYOデシベル』に似ている作品

夏の娘たち~ひめごと~

上映日:

2017年07月01日

製作国:

上映時間:

75分
3.4

あらすじ

山あいの小さな町に直美(西山真来)は養父の最期を看取りに戻って来た。義理の弟・裕之(鎌田英幸)との再会はふたりのあいだに秘密の過去をよみがえらせる。彼らは姉と弟の関係を越えて男女の仲に至っ…

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