狭須があこ

マグニフィセント・セブンの狭須があこのレビュー・感想・評価

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)
4.0
ドクター・ストレンジ見ようと思って来たら、映画館でお腹痛くなってトイレに居る間に始まってしまった
ハッ…2月は他にも見るものあるからヘーキなんですわぁ!

「荒野の七人のあらすじ聞いて作ったよ」みたいな話でした
大筋は同じなんだけど、伝言ゲームみたいになってて、七人の侍からはかなり遠くなってきてます
主題まで伝わって来てませんね

主人公も、私ずっと"七人目"だと思ってたんだけど、"一人目"だったんだね…
ワクワクして七人目待ってたけど、割とサラッと入ってくるし、濃いし、お前なの!?ってビックリして跳び上がった。

なぜみんなが集まったのかスゴイわかりづらいけど、カッコいいからそういうのはいいや、なんかもう普通にキャラ萌え映画でした。
イヤまぁキャスティングの時点で予想してたけどね。

とりあえずもう、みんな武士ではないし、勇者ではあったけど、今回はあんまりきみら、農民を視界に入れてないよね?
敵を見つめながら己と戦う。正義を貫くおれで居たい。そういう話かなと思いました。

クリスプラットの二の腕と、エマの鎖骨の一騎打ちって感じ。
うーん…
エマの鎖骨が僅差で勝ちかな!
カッコ良いけど、ごめーん、エロい

クマおじの戦闘めっちゃ笑ったし一番カッコ良かったし、
クールなビリーと怯えたグッドナイトの小さな友情にトキメいて、
敵の大味っぷりにツッコミ入れつつ、私アレだなぁ、多分ウエスタン自体好きなんだろうなー、
カラフルな黄土色、銃をホルスターにしまう音、扉や床が軋む音にロマンを感じて、楽しんじゃった。

アジア人、インディアンはともかく、メキシコ人入れるのは粋。
あんまり印象に残ってないけどおまえは居るだけでろくでなし感マシマシで最高(偏見)

別に予習は要らないんじゃない?
キャストに贔屓が居る人、「○人のろくでなし大集合」にトキメいちゃう人、おれだよー!
そういう人のための映画。
古典をサックリ見事にエンタメにしちゃってます。
是非今のうちに大画面でどうぞ、みんなカッコ良いのでオススメです。
狭須があこ

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