イヤフォンで音楽を聴きながら外を歩いていると、ついつい歩く速さを音楽のテンポに合わせちゃう……。
だからゆ~っくりな曲を聴いてる時は、めっちゃゆっくりノロノロ歩くか、倍テンにして馬鹿みたいに速く歩くかしなきゃならない……。
速く家に帰りたい時は、速いテンポの音楽をかけてみる……。
…………つまりこの映画もそういうことでしょ!!!!!!?(?)
予告編でもガンガンにその魅力を発揮していたように、音楽×カーアクションの見事なキレっぷりは観ていて相当気持ち良かった!
音楽とアクションが一つになっている「融合」っていうよりは、どちらの要素も個々で確立されていてそれらが「揃っている」と言った方がいいのかも。
その揃いっぷりが爽快すぎるし、音楽のセンスもカーアクションもどちらも見応え抜群だから、視覚的にも聴覚的にも大満足!
カーアクションだけでなくて、日常的なところでも音楽が活きてくるのもいいよね。
登場人物が割と危なそうな奴らばっかりだからか、割と最初の方からずっと緊張感があるのも良いし、恋愛要素が良い緩和剤になってるのも良い!
でもまぁ主人公の名前が”BABY”なだけあって、本当に彼はベイビーそのもの。まるで赤ちゃん。後先考えずに行動しちゃう、観ていて非常にハラハラする主人公だった。ついでにヒロインもベイビー。ヒロインの気持ちは全く理解できない。その主要キャラ2人への感情移入はなかなか難しくて、そこだけこの映画で気になってしまった。途中で「こいつら馬鹿なの?」と思っちゃうくらいには、、!
「「でもそんなの関係ないくらい楽しかったよ!」」って言いづらいほど、特にヒロインが苦手すぎた。
でも!!!!!!!
そんなの関係ないくらいに楽しかった!って言えるのは、(言えるんかい)
危なそうな奴らをキュートに、そして最高に狂ったように演じた俳優さんたちがいたから!!
そしてこの映画で一番セクシーなあのお姉さんは「フロムダスクティルドーン」のドラマ版に出演していたエイザゴンザレス!ドラマでも一番目立ってたけど、今回も存在感が半端じゃない!
もちろんふわふわの髪が可愛いアンセルエルゴート君も!かっこいいとは思わないけど、ベイビー感満載でこの役にぴったりだったと思う!
あっ!エンドクレジットにまさかの名前があって凄くびっくりした!!